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【教育?心理学部】日本文化に親しむ「すなごワークショップ」を運営(松下ゼミ)

レポート
2025年07月02日
子どもたちの体験をサポートする松下ゼミの学生
子どもたちの体験をサポートする松下ゼミの学生

 2025年6月28日(土)、半田市の新美南吉記念館にて、「ゴンのふるさとネットワーク」主催によるワークショップが開催されました。教育?心理学部 学校教育学科の松下ゼミナールの松下明生教授と7名の学生が、「すなごワークショップ」の運営を担当しました。当日は、13時と15時からの2回にわたり、地域の子どもから大人まで約30名が参加して、日本の伝統技法「砂子(すなご)」に実際にふれる貴重な体験を楽しみました。
 冒頭、松下教授は「砂子の技術は日本が誇る伝統技術の一つで、蒔絵や襖絵などさまざまな場面で使われています。世界的にも高く評価されている国宝『源氏物語絵巻』にも用いられている技法です。今日は日本の素晴らしい文化を体験し、ぜひ多くの方に伝えていってほしい」と参加者にメッセージを送りました。ワークショップでは、ゼミ生による童謡「たなばたさま」の歌詞の解説も行われ、参加者全員で合唱し、五色の短冊の色の意味についても学びました。

砂子(すなご)の説明する松下教授
砂子(すなご)の説明する松下教授
箔ばさみを使う子どもを見守る学生
箔ばさみを使う子どもを見守る学生

 松下ゼミには教員を志す学生が多く所属しており、この日も学生たちが子どもたちの体験を丁寧にサポートしました。参加した子どもからは「金箔や銀箔を貼るのが難しかったけど、大学生のお兄さんお姉さんがやさしく教えてくれて上手にできた。学校の先生にも体験したことを伝えたい」といった声が寄せられました。
 
 ワークショップを通じて、地域の方々が日本の伝統文化に親しみ、次世代へとつなぐ貴重な機会となりました。

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