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高校生福祉文化賞「エッセイコンテスト」は、日本福祉大学の創立50周年を記念する事業の一つとして、次代を担う若い皆さんに身近なところから福祉を見直してもらうことを願って、2003年に始まりました。
第1回のコンテストには、国内からだけでなく、海外居住の方たちを含めて5550点という多数の応募があり、反響の大きさを喜ぶとともに、高校生らしい新鮮な視点と温かな心にあふれた多くの作品に接して、感動を覚えながら審査をさせていただきました。
ひきつづき第2回目のコンテストには、前回を1000点以上も上回る6567点の応募をいただきました。内容的にみても、昨年とくらべて勝るとも劣らぬ多くの作品が寄せられたことを嬉しく思っております。
「人間福祉」そのものが改めて問い直されているといってもよい今日の状況の中で、若者らしい社会への率直な疑問を含みながら、爽やかな目でとらえられた人と人とのふれあいや暮らしについての数々のエッセイは、21世紀の新たな福祉文化がここから芽生えていくのではないか、という期待を持たせるものでありました。
ご応募いただいた高校生の皆さん、熱心にご指導くださった先生方をはじめ、この企画にご協力いただいた皆様にお礼を申し上げるとともに、この企画を通じて福祉への関心がさらに高まることを願っています。 |